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衣山シネマサンシャイン |
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ノーカントリー
R-15
すべての始まりは1980年代アメリカのテキサス──メキシコ国境に近い砂漠にて。
【解説】
アメリカの荒涼たる西部、テキサスの町でひとりの男が麻薬密売にからんだ大金を発見し持ち去ることで、その危険な金を巡り謎の殺し屋や警察が動き出す。追う者と追われる者。彼らの行く先々には無数の死体が転がり、荒野は血の海に染まる──。
コーエン兄弟待望の新作は、ここ数年ご無沙汰だったいかにもコーエンらしい作風が久々に復活した、スタイリッシュ・スリラー・サスペンス。デビュー作品の『ブラッド・シンプル』から、『ミラーズ・クロッシング』、『バートン・フィンク』、『ファーゴ』、さらには『バーバー』といった作品に共通するノワール的要素を含みながら、本作では常にこだわりぬく音楽をあえて抑制。静寂が引き起こす緊迫感と恐怖を観ている者の内側から引き出すという新たな挑戦を試みた。コーエン兄弟らしさをたっぷりと凝縮しながらも、さらに一歩先へと踏み込んだ本作は、2007年カンヌ国際映画祭コンペティション部門にも出品され批評家からも大絶賛。「コーエン兄弟の最高傑作!」との呼び声も高い。
【Story】
■逃げる男:ルウェリン・モス(ジョシュ・ブローリン)
狩りをしていたベトナム帰還兵のルウェリン・モスは、偶然死体の山に囲まれたピックアップ・トラックを発見する。そのトラックの荷台には大量のヘロインと200万ドルという大金が残されていた。モスは自分の人生を大きく変えることを知りながらも、その金を奪ってしまう。この瞬間からモスの命は狙われることになる。追っ手に車のタイヤを撃ち抜かれ、肩に銃撃をくらったモスは懸命に自宅へと逃げ帰った。現場に置き去りにした車の検査証プレートが相手に渡ってしまったいま、自分の身元は簡単にわれてしまうだろう。身の危険を感じたモスは愛する妻カーラ・ジーン(ケリー・マクドナルド)に実家に帰るように命じ、自分は金の入ったカバンと共に逃亡の旅に出る。
■追う男1:アントン・シガー(ハビエル・バルデム)
消えた金を取り戻すために雇われた、コインの表裏で殺しを決める殺し屋アントン・シガーは、金が奪われた現場に来ていた。金を奪った男の車や状況を確認した後、自分を案内してきた麻薬の売人をその場で始末する。そして、盗まれた金に取り付けられていた発信機と、ホースの先から圧縮した空気が飛び出すエアガンのような不気味な酸素ボンベを携え、モスの行方を追いはじめる。
■追う男2:エド・トム・ベル保安官(トミー・リー・ジョーンズ)
翌朝、エド・トム・ベル保安官と部下のウェンデル(ギャレット・ディラハント)が現場検証にやってきた。そこに残された検査証プレートの外されたモスのトラックと、無残に横たわる死体の山を見たベル保安官は、モスが事件に巻き込まれたのではないかと考える。このままでは彼の命が危ないと思ったベルはモスの身柄を保護するため、そして殺し屋を捕らえるために彼らの行方を追う。
■逃亡劇の開始
モスは別の町のモーテルにチェック・インし、金も隠して用心を重ねていた。しかし、すぐに殺し屋シガーは自分の居場所をかぎつけやってきた。慌てて別のホテルへと隠れ場所を移動するモス。しかし、時すでに遅し。シガーはもう目の前まで来ていた。シガーはボンベのようなエアガンで、モスが隠れる部屋の錠のシリンダーを打ち抜いた。そのシリンダーがモスの腹に命中し、モスの腹からは血があふれ出す。激痛に耐えながらも金を持って部屋から脱出したモスは、メキシコへと逃げ倒れこむ。 モスが次に目を開けたのは病院のベッドの上だった。そこにはカーソン・ウェルズ(ウッディ・ハレルソン)と名乗る別の殺し屋が座っていた。ウェルズは「素直に金を渡せば命は助けてやる」と、モスに取引を申し出る。
■三者を待ち受ける運命のクライマックス
モスは病院からウェルズに電話をかけた。しかしその電話に出たのはシガーだった。「おれに会いに来い。金を渡せば女房を見逃してやる。でないとふたりとも死ぬことになる。これが最良の取引だ」。妻という弱みを握られたモスは「分かった」と答えるしかなかった。しかし、ベトナムを体験・生還したモスは金を奪い殺人鬼から逃げおおせる自信があった。 一方シガーのほうは、金は自ずと自分の所に戻ってくる運命にあり、自分から逃げられる者はいないという自信があった。 その頃、ベル保安官は実家に戻っていたカーラの元を訪れていた。モスがいかに危険な状況に置かれているかを説明し、彼を助けたければモスの居所が分かり次第すぐに自分に連絡をするように説得する。冷静な目を持つ法の男ベル保安官は、昔ながらの秩序と正義が悪に勝つという自信があった。 はたしてベル保安官はモスを救うことができるのか? モスは逃げ切ることができるのか? そしてシガーはモスを射止めることができるのか? それぞれの思惑と自信がからみあいながら、男たちは意外なクライマックスを迎えることになる──。
狩りをしていたベトナム帰還兵のルウェリン・モスは、偶然死体の山に囲まれたピックアップ・トラックを発見する。そのトラックの荷台には大量のヘロインと200万ドルという大金が残されていた。モスは自分の人生を大きく変えることを知りながらも、その金を奪ってしまう。この瞬間からモスの命は狙われることになる。追っ手に車のタイヤを撃ち抜かれ、肩に銃撃をくらったモスは懸命に自宅へと逃げ帰った。現場に置き去りにした車の検査証プレートが相手に渡ってしまったいま、自分の身元は簡単にわれてしまうだろう。身の危険を感じたモスは愛する妻カーラ・ジーン(ケリー・マクドナルド)に実家に帰るように命じ、自分は金の入ったカバンと共に逃亡の旅に出る。
■追う男1:アントン・シガー(ハビエル・バルデム)
消えた金を取り戻すために雇われた、コインの表裏で殺しを決める殺し屋アントン・シガーは、金が奪われた現場に来ていた。金を奪った男の車や状況を確認した後、自分を案内してきた麻薬の売人をその場で始末する。そして、盗まれた金に取り付けられていた発信機と、ホースの先から圧縮した空気が飛び出すエアガンのような不気味な酸素ボンベを携え、モスの行方を追いはじめる。
■追う男2:エド・トム・ベル保安官(トミー・リー・ジョーンズ)
翌朝、エド・トム・ベル保安官と部下のウェンデル(ギャレット・ディラハント)が現場検証にやってきた。そこに残された検査証プレートの外されたモスのトラックと、無残に横たわる死体の山を見たベル保安官は、モスが事件に巻き込まれたのではないかと考える。このままでは彼の命が危ないと思ったベルはモスの身柄を保護するため、そして殺し屋を捕らえるために彼らの行方を追う。
■逃亡劇の開始
モスは別の町のモーテルにチェック・インし、金も隠して用心を重ねていた。しかし、すぐに殺し屋シガーは自分の居場所をかぎつけやってきた。慌てて別のホテルへと隠れ場所を移動するモス。しかし、時すでに遅し。シガーはもう目の前まで来ていた。シガーはボンベのようなエアガンで、モスが隠れる部屋の錠のシリンダーを打ち抜いた。そのシリンダーがモスの腹に命中し、モスの腹からは血があふれ出す。激痛に耐えながらも金を持って部屋から脱出したモスは、メキシコへと逃げ倒れこむ。 モスが次に目を開けたのは病院のベッドの上だった。そこにはカーソン・ウェルズ(ウッディ・ハレルソン)と名乗る別の殺し屋が座っていた。ウェルズは「素直に金を渡せば命は助けてやる」と、モスに取引を申し出る。
■三者を待ち受ける運命のクライマックス
モスは病院からウェルズに電話をかけた。しかしその電話に出たのはシガーだった。「おれに会いに来い。金を渡せば女房を見逃してやる。でないとふたりとも死ぬことになる。これが最良の取引だ」。妻という弱みを握られたモスは「分かった」と答えるしかなかった。しかし、ベトナムを体験・生還したモスは金を奪い殺人鬼から逃げおおせる自信があった。 一方シガーのほうは、金は自ずと自分の所に戻ってくる運命にあり、自分から逃げられる者はいないという自信があった。 その頃、ベル保安官は実家に戻っていたカーラの元を訪れていた。モスがいかに危険な状況に置かれているかを説明し、彼を助けたければモスの居所が分かり次第すぐに自分に連絡をするように説得する。冷静な目を持つ法の男ベル保安官は、昔ながらの秩序と正義が悪に勝つという自信があった。 はたしてベル保安官はモスを救うことができるのか? モスは逃げ切ることができるのか? そしてシガーはモスを射止めることができるのか? それぞれの思惑と自信がからみあいながら、男たちは意外なクライマックスを迎えることになる──。
【キャスト】
トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、ジョシュ・ブローリン、ウッディ・ハレルソン、ケリー・マクドナルド、ギャレット・ディラハント、テス・ハーパー
【スタッフ】
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
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